絵本の読み聞かせ①
児童文学作家・翻訳家の松岡享子さん。
子どもと本に、長年向き合ってこられた松岡さんの著書には、絵本の読み聞かせのアドバイスが沢山ありますので、一部を紹介します。
読み聞かせは、字の読めない子のために、活字を声にかえてやるだけではないのです。おとうさんやおかあさんが子どもに本を読んでやるとき、その声を通して、物語といっしょに、さまざまのよいものが、子どもの心に流れこみます。そのよいものが、子どもの本を読むたのしみを、いっそう深く、大きなものにしているのです。
(えほんのせかい こどものせかい)
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